昨年夏、マイコプラズマ肺炎に罹ってしまい、重症化して入院にまで至ったので、その詳細について書こうと思います。
今回の記事は、以下の内容について知りたい方におすすめです。
マイコプラズマ肺炎の症状
入院中の治療
入院中の持ち物
入院費用
少しでも参考になれば幸いです。
罹患した経緯
私の場合、両親から移った可能性が高いと考えています。
可能性が高いという書き方をしているのは、正確にはいつ、どこで罹ったのかわからないからです。なぜなら、両親は主な症状は咳だけで、熱はなく、病院でもマイコプラズマ肺炎とは診断されていないからです。
両親の症状としては、ゴホゴホという咳が2、3週間ほど続き、「なんかだるい」という状態だったそうです。
ニュースでも報じられていますが、マイコプラズマ肺炎は主に子供を中心に流行するものらしく、大人には移らなかったり、症状が軽い場合があったりと、様々なのだそうです。実際に、私と同じベッドで眠り、隣で食事をしていた夫は結局罹患しませんでした。
症状
症状は主に強い咳と熱です。
熱は38度~39度台を行ったり来たり。
病院で処方された薬(たしかカロナール)を飲み、一時的に37度台に下がってもすぐに熱は上がり、咳はどんどんひどくなり、声はカスカスに枯れました。
何よりキツかったのが、眠れないことです。呼吸が苦しくて眠れないんですね。
横向きではとても眠れず、仰向け、うつ伏せでやっと3時間眠れるかな、という感じ。
ちなみに、発熱してから治るまでの全体的な流れとしては次の通り。
1日目 寒気、悪寒→夜に発熱
2日~5日目 高熱、咳が続く
6日目 通院している病院で大きい病院へ行くよう、案内状を渡される
7日目 大きい病院へ行く 指先で酸素を測られたあと、車椅子と酸素ボンベを持ってこられる。そのまま入院決定
8日~10日目 入院
11日目 熱が下がったため退院
私がマイコプラズマ肺炎だと判明したのは、発熱して5日目です。同じタイミングで発熱した甥っ子がマイコプラズマ肺炎と診断されたと連絡を受け、だとしたらおそらく私も同じだろうと予測し、病院でその旨を伝えたところ、検査キットは無いからレントゲンを撮ってみましょうということになりました。結果、白いモヤのようなものが強く出ており、マイコプラズマ肺炎の可能性が高いという診断に至り、抗生物質を処方して貰いました。
入院中の治療について
入院日数は退院日を含めて5日間でした。
主な治療法は1日2回の点滴と飲み薬のみでした。
点滴を受けた感想は、「少し痛いな」というものです。
でも決して耐えられないものではなく、体の中に液体が入ってくる感覚に慣れてしまえば、30分程度で終わります。
ちなみに、入院する前に通院していた病院でビタミン剤の点滴を受けましたが、その時は全く痛みはありませんでした。もしかしたら、針の位置が悪かったのかもしれません。
うんともすんとも下がらなかった熱は、入院3日目にほぼ引きました。
咳は痰が絡むほど酷かったものが、退院する日にはかなり軽くなっていました。
治療以外に、血液検査、心電図、レントゲン検査などがありました。
それ以外はひたすら寝るのみです。
入院中の持ち物リスト
入院中に必要な持ち物と、あると便利だなと感じたものは以下の通りです。
必要なもの
水、ポカリ
着替え
タオル
歯磨きセット
鏡
スキンケア類
マスク
筆記用具
充電器
便利なもの
イヤホン
本
動画配信(サブスク的なもの)
ふりかけ
お菓子
熱が下がってからは少し余裕が出て、手持ち無沙汰に感じることもあり、漫画や動画配信サービス等が役に立ちました。
食事はとても美味しく、久しぶりに給食が食べられたようで嬉しかったです。
白ごはんが多めに出るので、ふりかけがあると便利だと思います。
お風呂は曜日が決まっているらしく、一度だけ入ることができ、その際にシャンプーやスキンケア類が必要になります。
入院費用
入院費用は4泊5日で約8万円でした。
10万円以上を覚悟していたので一瞬安く感じましたが、全然高いですよね。
痛い出費でした。
※高額療養費の制度に該当したようで、3か月後、給与と一緒に3万円ほど還付されました。
最後に
私は普段、あまり病気に罹りません。
咳も鼻水も普段は全く症状はなく、健康体です。
どうして重症化したのか、本当にわかりません。
さらに不可解だったのが、常習的に煙草を吸っている夫が罹患しなかったことです。完全に無症状です。
本当に、誰が罹患し、重症化するのかわかりません。
30年生きてきて、今回の発熱と咳は一番辛かったように思います。
なかなか風邪が治らないな、と感じたらとにかく早く病院へ行きましょう。