今回は、ジェリー・ミンチントン著「うまくいっている人の考え方」を紹介させてください。
この記事でわかること
・うまくいっている人の考え方が知りたい
・どんな内容の本なのか知りたい
それでは、私が特に参考になった考え方を5つご紹介します。
他人に対する悪い感情はさらりと忘れる
私は怒ると、むっつりと黙り込み、無口になるタイプです。
モヤモヤとイライラを言語化するのも、瞬時に相手に言い返したりするのも苦手です。
加えて、それを溜め込むタイプです。
当てはまる人も多いのではないでしょうか。
しかし、そうした態度からはすさまじいマイナスのエネルギーが生まれ、心と体に悪い影響を及ぼしてしまいます。さらに悪いことに、過去の不幸な出来事に固執することで、さらに多くの不快な経験を引き寄せてしまいます。
他人に悪い感情を抱くことは、他人以上に自分を害する。これだけ、覚えておくと良いでしょう。
今、幸せだと気づいている
よく、「〇〇できれば幸せだなぁ」と考えることはありませんか?
「あの家に住めたら」「あんな大金があれば」「素敵なパートナーがいれば」など。
けれど、意外と「今」に焦点を当てて、「不幸せだなぁ」と考える機会は少ないのではないでしょうか。
目標の達成を幸せの基準にするのではなく、「目標が達成できれば幸せだけど、その実現に向かって励んでいる今も幸せだ」という、心の持ち方を意識するだけでも、前向きな気持ちになれるかもしれません。
情報を鵜呑みにしない
「情報をむやみに信じてはいけない」。こんな書き出しだったので、私はドキリとしました。私はツイッターなどで、「いいね」の数が多い呟きや、「〇〇に詳しい専門家」などの、いわゆる「権威者」と呼ばれる人が「真理はこうだ!」と断言していたら、根拠を調べようともせず、そうなのか、と信じてしまうところがあるからです。
もし、同じように考えてしまう人がいたら、「広い視野でものを見る」「疑わしい情報に基づいて行動するのは避ける」これだけ意識してみましょう。
「いい」「悪い」という判断をしない

私たちはとかく、出来事や状況、他人を「いい」「悪い」のどちらかに振り分けようとする傾向があります。けれど本来、それらはどちらでもなく、自分の解釈を適用するから「いい」とか「悪い」とか思えてくるだけなのです。
本書では、人生の出来事に関する真理として、次のことが紹介されています。
・誰の利益にもならないほど悪い出来事や状況は存在しない
・すべての人の利益になるほどいい出来事や状況は存在しない
・どの視点から見るかで、どんな出来事も良い面と悪い面がある
出来事は視点によって価値が変わるということを覚えておくと良いでしょう。
自分の怒りを理解する

本書では、怒りの根底には次の3つの間違った信念があると示されています。
・人生はうまくいかなければ困る
・気にくわないことがあれば腹を立てるのは当然である
・嫌なことに耐えなければならないというのは不合理だ
私たちは、自分の怒りの原因が周囲の人や出来事にあると考えますが、実際はそうではなく、周囲の人や出来事が思い通りになるべきだと思い込んで、自分を怒らせているだけなのです。
自分の怒りがどういう性質のものなのか、少し考えてみる癖を持つといいかもしれません。
感想
この本には、今後の人生を生きやすくなるための考え方のヒントがたくさん詰め込まれています。
ただ、タイトルにあるように「考え方」に特化した本なので、より具体的な「行動」については深く言及されていません。
たとえば、最初に紹介した「悪い感情はさらりと忘れる」についても、「どうして悪い感情を固執すると自分に害があるのか」についての解説はあっても、「どうやったら忘れることができるのか」という部分には触れられていません。その具体的な措置については自分で考えたり調べたりする必要があります。
よってこの本は、具体的な行動術を求めている人には内容が物足りなく感じるかもしれない、という率直な感想を付け加えておきます。
今回は以上になります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!