今回は、千田琢哉著『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』の内容について、私が特に重要だなと感じた部分を簡単にまとめてみようと思います。
この記事は、
読書すると具体的にどんな効果があるの?
読書するとお金持ちになるって本当?
どんな風に読書したらいい?
このような疑問を持った方に読んで頂ければ幸いです。
本書は全8章で構成されており、
・本さえ読めば、どんな時代になっても知恵で生き抜いていける
・本が背中を押してくれる「行動力」
・本が教えてくれる本当の「コミュニケーション力」
・本が伸ばしてくれる「勉強力」
・本が磨いてくれる結果を出す「仕事力」
・本が導いてくれるお金の不安から自由になれる「経済力」
・本が加速させてくれる「成長力」
・人生を変える本の「買い方・読み方」
上記の内容について、80節にわたり詳しく述べられています。
初版が発行されたのは今から10年以上前の2011年となっていますが、大事な要素がぎゅっと詰まっているため、何度でも読み返したい内容になっています。
- 残業より読書をしたほうが給料は増える
- できる人は文庫化までの時間を買っている
- 本を読んでいる人は応援されやすくなる
- 2回立ち読みした本は買っておいて間違いはない
- 買った場面が思い出せない本は整理してもいい
- 苦手な本を読むことは苦手な人と付き合うための予習
- 乱読をしても睡眠中に整理され染み込む
- 本の帯から流行のエキスをいただく
- ハズレ本を当たり本に変えられるのが知性
- カバーデザイナーを調べるとデザインの必然が学べる
- その年のベストセラーから琴線に触れた一言をメモしておく
- 金持ち本を真剣に実行すれば本当にお金持ちになれる
- 著者のプロフィールから人間観察力を磨く
- 内容よりカバーで決めてもいい
- 本は買った瞬間に目的の半分以上を達成している
- 最後に
残業より読書をしたほうが給料は増える
膨大な本を読み続けていると、溢れんばかりの知識が知恵に進化する瞬間がきます。
知恵というのは知識×知識です。
複数の知識が化学反応を起こして別の新しい光の当て方を生み出すことです。
知恵を持つ人は周囲に快感を与える人ですから、その見返りとして地位が与えられ、お金も集まってくるように世の中はできています。
会社に残って残業するより、本を読んで勉強したほうが、出世やお給料アップへつながりそうです。
できる人は文庫化までの時間を買っている
成功者たちの本棚をみると、ある共通点があります。
それは、圧倒的にハードカバーの本が多いということです。
たまたま、すでに文庫化されていた本に出逢ったというなら、文庫本でもまったく構わないでしょう。
しかし、「本当は新刊を読みたいと思っていたのに文庫本のほうが安いから文庫化されるまで待っている」というのは、あまりにももったいないと言わざるを得ません。
魚や野菜にも旬があるように、人間の好奇心や吸収力にも旬があります。
成功者たちは本に限らず人生すべての判断において「時間」の大切さと「旬」の大切さを熟知しているということなのです。
本を読んでいる人は応援されやすくなる
本を読むと謙虚になります。自分より遥かに考えて遥かに経験の豊富な著者たちが星の数ほどいて、各人からそれぞれの知恵を授かることができるのですから、謙虚にならざるを得ません。
謙虚とは、「納得する力」のことです。
納得できませんと言う人は謙虚ではありません。納得できない理由を他人に求めてはいけません。
自分から「納得しよう」という姿勢で人の話を聴く人は納得させてもらえます。
そのうえ、その謙虚な姿勢に対して周囲は応援してくれるようになります。
本を読むのは「納得」して応援されやすくするためです。
2回立ち読みした本は買っておいて間違いはない
書店に行くと立ち読みを2回してしまう本があります。
一度手にして気になったのでもう一度手にする本です。
実は2回以上立ち読みした本が、あなたの本命の本なのです。
2回以上立ち読みさせた本は、あなたの潜在意識がそれを欲しているからに他なりません。
買った場面が思い出せない本は整理してもいい
引っ越しなどで本を整理しなくてはならないときにはたいてい迷います。
買ったときには1冊1冊すべてに対して、それなりに思い入れがあったはずなので当然です。
そんなときに決断する物差しとして、「その本を買った時のシチュエーションを思い出せるか否か」というのがあります。
買ったお店や店員さんの表情まで記憶にあるのであれば、その本はまだ整理するべきではありません。
でも、買った際のシチュエーションが思い出せない本は、あなたにその本から学ぶ姿勢が残っていないということなので、整理しても良さそうです。
苦手な本を読むことは苦手な人と付き合うための予習
楽しい本を読んで幸せな気持ちになったら、苦手な本にも挑戦してみましょう。
人生の転機となるのは、食わず嫌いで逃げ回ってきたことの周辺にきっかけがあることが多いのです。
食わず嫌いと本当の嫌いは違います。
食わず嫌いは一度もちゃんと取り組んだことがないのに、ずっと逃げ回っていることです。
せっかく授かった人生において、食わず嫌いのまま終えてしまうのはもったいないです。
いかにして食わず嫌いをゼロに近付けていくかが、人生の意義です。
苦手な本との付き合い方は簡単で、実際に読んで「やっぱり苦手だな」と感じたらすぐに閉じていいのです。これを定期的に繰り返します。
膨大な読書をしていると、食わず嫌いだった分野の本が急にすっと頭に入ってくることがあります。苦手な人との付き合い方もこれと同じです。
乱読をしても睡眠中に整理され染み込む
「乱読しても頭がゴチャゴチャになって、結局は何も残らないのでは?」
という疑問を持ったことはありませんか?
それに対する回答は明確で、間違いなくゴチャゴチャになります。
でも、大丈夫です。それでいいのです。
気にせずに読み続けていくと、ゴチャゴチャが限界点に達した直後に、急に今までの情報が整理整頓され始めます。
情報が日々の睡眠中に整理整頓されると、最終的には知恵になります。
いくら読書のし過ぎでゴチャゴチャになっても、健康的に熟睡し続けていれば大丈夫です。
本の帯から流行のエキスをいただく
マーケティングで行き詰ったら書店に飛び込みましょう。
何かいい言葉を探したいときには、お気に入りの書店に飛び込んでベストセラーをざっと眺めてたくさん言葉のシャワーを浴びます。
ピンと来ない場合には、女性コーナー(男性コーナー)や出産コーナー、占いコーナー、受験コーナーなど、普段立ち寄らないようなコーナーにも足を運びます。
それぞれのコーナーに新刊が並んでいるため、最新の流行を掴めます。
最新の流行のエキスは、本の帯に印刷されてキャッチコピーに詰まっているのです。
出版社が少しでもたくさん売れるようにと、その書籍の中でも上澄み中の上澄みの言葉のエッセンスを抜粋してあります。
本の帯に対して料金を支払わなければならないくらいです。
よって、帯を買うために本を買うくらいでちょうどいいのかもしれません。
ハズレ本を当たり本に変えられるのが知性
人の話を聴いて「つまらない」と言う人がいます。
本を読んで「つまらない」と言う人がいます。
その人は知性がない人です。
知性のある人は、100人中99人が「つまらない」とそっぽを向いてしまうものを、「これは面白い!」と飛び込んでいくことができます。
当たり前でありきたりのことに対して、当たり前に解釈しないことが知性のある人の特徴です。
本を読むということは、世の中から「当たり前」と「つまらない」をなくしていくことです。
カバーデザイナーを調べるとデザインの必然が学べる
ベストセラーを買ったら、カバーをデザインした人は誰なのか調べてみてください。
カバーが魅力的だというだけでベストセラーになることはありませんが、カバーに魅力のないベストセラーはまずありません。
タイトルとカバーはマーケティングです。
そして、ベストセラーのカバーデザイナーは、たいていごく少数の同じ人物ということに気づくと思います。
つまりデザインの世界においても、偶然売れたということはなく、そこには必ず売れる理由があります。
その年のベストセラーから琴線に触れた一言をメモしておく
ベストセラーの中には経済の動きのエッセンスが満載です。
経済というのは人間の心理の集大成が数値化されたものです。
つまり、人間の心理が見事に反映されたものこそが、ベストセラーになっているのです。
人間の心理を把握できるようになるのは、お金を稼ぐ第一歩です。
本気でお金を稼ぎたいのなら、経営学を学ぶよりまず心理学を学びましょう。
金持ち本を真剣に実行すれば本当にお金持ちになれる
「お金持ちになるための本をいくら読んでも、著者がお金持ちになるだけでは?」と思ったことはありませんか?これは噓です。
お金持ちになる本には本当にお金持ちになるヒントが満載です。
お金持ちになる本には、「あなたは自分の何を通して人を喜ばせるのかを考えなさい」ということを色々な方法・角度から表現してくれています。
これを真剣に考え続けて実行している人は、本当にお金持ちになることができるのです。
著者のプロフィールから人間観察力を磨く
本には著者プロフィールが掲載されています。
著者プロフィールは著者本人だけでなく、出版社はじめ著者の様々なブレーンたちの協力によって通常何度も加筆修正を繰り返されたものになっています。
プロフィールは、著者のブランドであり信頼です。
これほどまでに大切な著者プロフィールから学ばない手はありません。
何を学ぶのかというと、人間観察力です。
「なぜこの著者は生年月日を公表していないのか」
「なぜこの著者は卒業大学名を公開していないのか」
「この著者が大切にしているものは何だろう」
というように、「なぜ」「どんな」「何」を自問自答し続けていきます。
読んだ本の著者すべてでこれをやり続けていくと、それだけで相当人間観察力を磨くことができます。
内容よりカバーで決めてもいい
人生という限られた時間の中で面白い本を買うか否かは、カバーで決めてしまってもいいのです。
確率からいうと、カバーがダサい本はやっぱり内容も面白くないからです。
タイトルやカバーは本の内容をそのまま反映しています。
本は買った瞬間に目的の半分以上を達成している
積読で悩んだことはありませんか?
積読されている本を眺めるたび、義務に感じてしまってため息が出てしまいます。
これでは本末転倒です。
解決方法は、積読に対する考え方を根本的に変えてしまうことです。
積読しているということは、書店で立ち読みしたうえで選んだとか、事前に何らかの情報収集をして自分に必要だと判断して選んだはずです。
本は購入すると決断した段階で、すでに目的の半分以上を達成しています。
これは本の購入に限りませんが、人は決断する度に記憶力が鍛えられます。
購入するまでのプロセスは、その本を読み進めるための原動力となります。
お金を払って購入した瞬間に、事前情報がスッと記憶に残ります。
つまり積読された本というのは、仮にそのまま読まれなかったとしてもすぐに多くを吸収してとっくに元は取れているのです。
最後に
それでは、今回のまとめです。
貧しい時こそ本を買って知恵への投資をする
人生から「納得できない」をいかに減らすかが大人の読書
頭がよくなるということは人生が面白くなるということ
ベストセラーには人間心理が満載
著者プロフィールに目を通そう
カバーデザインは本の内容をそのまま反映している
積読本は身銭を切って所有したその事実に意味がある
少し長くなってしまいました。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。